デリヘルを呼ぶことの出来ないホテル


デリヘルを呼ぶことの出来ないホテルブログ:2016-5-17


子供の頃、お盆近くになると
おいらが必ず訪れていたのはお母さん方の実家…
丹後半島にお母さん方の実家がありました。

お父さんの運転する車に乗り、
またはお母さんとお姉さんと共に列車で、行く経路は様々でしたが、
はやる心と共に祖父母の家に自宅から数時間をかけて到着します。

幼少の頃から、引っ込み思案だったおいらは
お母さんの足元に半身隠しつつ
「こんにちは!」と叫ぶのが精一杯…

祖母は広い土間を通り抜けたところにある、
居間から「いらっしゃい…」と
毎年同じように目をくりっと見開いて出てきてくれます。

お母さんの兄貴やおとうとたちは
やはりこの家を心地よく感じているのでしょうか、
皆が家族を連れてこの季節に集まります。

祖父はものをあまりたくさん語る人ではありませんでしたが、
クリスチャンであり
この夏休みの滞在の日程が日曜日にかかれば
必ず祖父にくっついて、徒歩10分ほどの教会へむかうのが
おいらの楽しみの一つ…

毎年欠かさず必ず用意してくれていたのは、
おいらとお姉さんのために新しい文房具をひとつずつ、
そして好きであろうジュースを1ケース…

祖父にはほっぺたが落ちそうなだった子供ことで
「おむすびちゃん」といつもからかわれていたこと…

祖父の運転する軽トラックは
お母さんやお母さんの兄弟たちからは
「運転があらい!」と注意されていたけれど
おいらはこの軽トラックの運転の荒さに伴ったスリルが
誰にも言えなかったけど大好きだったこと…

祖父の勤める製麺屋の「うどん」しか口にしないおいらの為に
祖母が作り置きしてくれていた「だし」が大好きだったこと…

宵っ張りだったおいらとトランプをして遊んでくれたおばちゃん。
同じく夜更けの映画に付き合ってくれたおじちゃん。

ひとつ思い出すと次から次へと、
思い出すのはおいらに向けてくれていた笑顔の数々…


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